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九十九里方面 物件視察① 原野商法の現況

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九十九里方面 物件視察① 原野商法の現況
7月の後半、10数件の物件視察の為、勝浦市から匝瑳市方面へ行ってきました。
今回は何の物件視察かと言いますと、弊社の保有物件(お客様から引取り済みの物件)お客様から相談中で処分を悩んでいる物件、明らかに原野商法であろう登記簿謄本の現地確認等です。
この近辺は有名な九十九里浜があるので「海が近いので将来的に資産価値が上がりますよ」「老後の移住は閑静な街で」などのセールストークで購入した方々が結構いたらしいです。それが今となれば手放す事の出来ない負動産へと姿を変えている物件が多い地域です。私としては九十九里浜方面には友人も住んでいたり何かと縁がある場所のため好きな地域です。

IMG_9955.jpeg
こちらは弊社所有地の前面道路です。50年ほど前に分譲され道路は当時の砂利道のまま手入れもされず当時のままのようです。この分譲地約30筆ありますが3軒ある家も空き家になっていました。それでも所有者は管理責任が生じるので草刈りして売り看板を設置している土地もちらほらありました。


弊社引取物件の草木は2mから3m程の高さまで伸びていましたが、隣地の方が更に高くまで草木が伸びていた為、不思議と弊社の方は管理していたのではと錯覚しそうな感じでした。
現地を見ての感想は、今後新たに居住するために土地を購入して家を建てる人はそれなりの覚悟と準備が必要だと思います。現在流行っているキャンプ地と違い細かく分譲されている場所の為、両隣が所有者責任を放棄して草木の伐採や所有地の管理をしなかったらどうなりますか?虫は湧き不法投棄の温床になるかもしれません。そのようなリスクの可能性も含めての居住となるはずです。このような事が懸念材料として敬遠され負動産が生まれ増えていく理由の一つとなります。

所有地はほったらかしにしておいても、草木は伸び毎年の固定資産税を払うだけで何も解決しません。弊社に是非ご相談ください。
次回は九十九里視察パート②をやっていこうと思います。
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