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長野県視察

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長野県視察
長野県視察の報告です。

私の中で長野県の印象といえば一言で「避暑地」や「広い」というキーワードが浮かんできます。広さを調べてみると日本で4番目に広く、南北だけで200キロ以上の距離があるそうです。これくらい広いと県民でも行った事がない地域とかありそうですよね。
 そしてもう一つのキーワードの「避暑地」いうのが今回視察につながるものです。一昔前で代表的なものは“軽井沢の別荘地“というもので、当時はこれを所有する事が一つのステータスになっていたと聞きます。
 そのような長野県内で弊社のお引き取りさせてただいた現地確認をさせていただきました。目的地を目指し山道を10キロほど走ると道も狭くなり道路脇には倒壊した家屋も見つけました。
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上手く木が支えになり道路には崩れていないという状況でしたがかなり危険な状態ではありました。ちなみに家屋の倒壊や木が倒木したりすると「所有者責任」という責任が生じます。この責任を甘く見てほったらかしにしておくと何かあったとき賠償責任へつながることもあります。所有者として損害防止の為の管理責任は大切ですね。
そのまま30分程走り続けると現地へ到着。
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想像していたより綺麗な土地。隣には別荘がありましたが整備されている様子はありませんでした。また上から見下ろすと2件ほど定住の方がいるようでした。区画はたくさんあるが当時の購入者は定住地としての購入ではなく別荘地として購入したのでしょう。また雪が降る地域なのでこの急坂は冬の季節は大変そうです。
 次の視察も土地のみです。1時間ほど走ると昔のテニスコートなどが何面か見えてきました。それこそ数十年前の別荘地ブームではテレビで見るテニスかスキーというイメージが勝手に染み付いていたので別荘地に来たという実感がわきました。そして現地近くへ行くと全ての土地に数字の看板が立っておりしっかり管理されている様子です。
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弊社のお引き取りさせていただいた物件もしっかり管理されていました。近くに管理事務所があったので挨拶をしお話しを聞くと、「この別荘地は売却したい人が沢山いるけど中々売れることはないんだよ」と言っていました。確かに毎年の固定資産税と管理費を考えると「塵も積もれば山となる」という言葉の通り年々重さだけが増していくばかりです。そして当時の購入者も年齢を重ね現地へ来る機会も少なくなり、その家族も足が遠のくというのが一般的なようですね。

今回は北から南まで6カ所ほど視察しましたが印象としては思っていたより綺麗な場所で全て特定できたのは良かったです。
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しかし目的地に行くまでの通り道には空き家が倒壊しているもの。
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車が放置されている土地など色々な状況が見受けられました。

自分の身は自分で守るではないですけど「自分の所有地は自分で守る」という意識をしっかり持ったほうがいいかなと改めて思う視察でした。

ちなみに長野県は食べ物も美味しくとてもすてきな場所でした。そして歴史好きな私にとって車で走っていると看板に見覚えのある地名が次々と出てきて一人でテンションが上がっていました。今度は是非プライベートで2,3日満喫したいですね。
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